スキッパパ家にはいろんなボードゲームがありますが、最近、家族でハマってるのが、モノポリーです。
目次
モノポリーってどんなゲーム?
モノポリーは
- プレイヤーはサイコロを振って自分の駒を進める
- 空いてる土地や鉄道を買う
- 同じエリアの土地を買い占めたら、その土地に家を建てられる
- 他のプレイヤーの土地に止まったらお金を払う(建っている家が多いほど払うお金が高くなる)
- プレイヤー同士で自由に交渉できる(土地の交換や売買など)
- 時間制限もなく、一番お金を持っているプレイヤーが勝ちとなる
というシンプルなルールですが自由度が高いので、頭を使うボードゲームです。
お金を増やすには、他のプレイヤーからたくさん土地代を払ってもらえるように、家を増やした方がよい。
でも手元にお金がないと、自分が他のプレイヤーの土地に止まったら、土地代が払えなくなる。
堅実にいくか、ハイリスク・ハイリターンでいくか、そこをどう見極め、攻めるかが勝敗を分けます。
モノポリーの終わり方
モノポリーは破産したプレイヤーは抜けていきますが、破産しなければいつまでも続くので、他のボードゲームに比べて、プレイ時間が長いです。
スキッパパ家では、プレイ時間が長くなると「何時まで」「あと何周するまで」と終わりを決めて、その時に一番お金を持っているプレイヤーが勝ちにしています。
あとは、このゲームはなかなか一発逆転が難しいので、もう勝てないと思ったプレイヤーが全員降参すれば終わりにしてます。
すごく楽しいけど、すごくつまらない⁉︎
モノポリーは、貧富の差が小さいときは、みんなドキドキして楽しいのですが、貧富の差が大きくなりると、お金があるプレイヤーはすごく楽しく、お金がないプレイヤーはすごくつまらなくなります。
お金があれば、どんどん投資して、お金がない人の土地もどんどん買って、そこにまた他のプレイヤーが止まって大金がもらえてと、どんどん資産が増えていきます。
逆にお金がなくなってくると、家を売り、土地を売りますので、残った土地に他のプレイヤーが止まっても、少しのお金しかもらえず、逆に時間が他のプレイヤーの土地に止まって大金を払うことになり、家や土地を売らなければならなくなります。
この負のスパイラルに陥ると、もう逆転できる望みもなくなり、全然楽しくありません。
社会の縮図で経済を学べる
人生ゲームなどは進んだマスの司令に従うので、運によるところが大きいです。
モノポリーは、もちろん運もありますが、自分で状況をみながら考えて、他のプレイヤーと交渉して自分の資産を増やしていくゲームなので、すごく頭を使います。
また買った土地を担保にしてお金を借りることができますが、借りたお金を払って自分の土地に戻す時は、借りたお金の10%を利子として上乗せして返すので、そういった投資・借金といった経済の仕組みも学べます。
他のボードゲームに比べてお金のやりとりも多いですし、他のプレイヤー持ち金をみておつりを考えて支払うようになりますので、子供の計算能力向上にも役立つ知育ゲームだと思います。
例えば、7ドル払う時に相手が3ドルはなくて5ドル持っていた場合、10ドル払うとお釣りがないので12ドル払ってお釣りで5ドルもらうなど、子供達がパッと計算するようになったので、ちょっとビックリしました。
もちろん銀行のお金で両替すればよいのですが、みんなどんどん回したいので、両替する時間がもったいないので、効率よくやりとりするようになりました。
最近はモノポリーばっかりやっているので、もうこんなにボロボロになってしまいましたが、それだけ子供から大人まで楽しく遊べるゲームだと思います。