スキッパパ家では一番上の長女が小学校に入学する前にマイホームを購入しようと考えていたので、長女が年中さんの冬から物件探しを始めました。
スキッパパは、駅から近いとか、陽当りがよいとか、条件が良ければ築浅の中古物件でもよいと考えていました。
しかし、不動産屋さんの話によると、築浅の中古物件は、住宅ローンの残金が清算できないと銀行の抵当権が外せないため、売主側の事情で(お金をかけて作った注文住宅などは特に)比較的高く売り出されていることが多く、売主のローン残金の関係で値下げ交渉に応じてもらえないことが多く、ずっと売りされている物件が多くあるそうです。
確かに私もネットで中古物件を探していて、ある金額から全然値下がりしない物件や中古物件なのに近所の新築物件に近い価格の物件がありました。
そう思うと築浅物件を買うなら新築物件を買った方が良いし、築年数が経っている
中古物件だと耐震や設備のリフォーム費用を考えると新築物件より高くなってしまうケースもあるようで、そこまでして中古物件に住むメリットがスキッパパ家にはないので、新築物件に絞って物件を探すことにしました。
- 駅からバス10~15分圏内
- 本数の多い路線のバス停から徒歩5分以内
- 陽当りがよい(できれば南道路)
- 4LDK(1階にLDK+和室)
- 駐車場2台
という希望条件で幾つか物件を出してもらい内見に行きました。
ちなみに、紹介された物件は全てネットに掲載されているものばかりでしたが、既に販売されている物件は、新築も中古もネットに公開されていて、どこの不動産屋でも同じだそうです。
内見した物件の中で、当時住んでいたアパートから駅に向かう途中にある物件で、通勤時にもよく見ていた物件があり、実際に内見したところ
- 当時住んでいたアパートより駅に近くなる
- 当時使っていた本数の多い路線バスが使える
- ほぼ南道路で陽当りがよい(但し南側が広い駐車場なので、将来、アパートなどのそこそこ大きい建物が建つと陽当りは悪くなる可能性あり)
- 4LDK(1階にLDK+和室、2階に洋室×3)
- 駐車場は縦列ではなく並列に2台停められる
- 1つ1つの部屋も広く、ベランダも広い
と条件が全て当てはまりました。
これは運命的な出会いだと、スキッパパもママもかなりテンションが上がりましたが、諸経費を含めると少し予算オーバーでした。
もう決めちゃおうかと悩んでいるスキッパパ家に対し、不動産営業マンから
「住宅ローンは『借りれる』と『返せる』は違うからよくよく考えて決めた方がよい
と不動産屋らしからぬアドバイスを頂いたので、持ち帰って検討することに。
担当してくれた営業マンは知識も豊富で、私たちの経済状況を考慮して物件紹介やアドバイスをしてくれましたので、この人から物件を購入したいと思わせてくれる営業マンでした。
この運命的な物件は契約直前まで話が進みましたが、まさかの理由により購入をあきらめることになったのです・・・